
体温が低く、冷え症の体は、受精卵が着床するのに適した環境ではないと言うことでしたが、私の場合、それらに拍車をかけていたのが不眠症でした。
「人間の体は眠っている間に疲労をリセットするものですが、不眠の方はそれが上手くいきません」
ストレスに弱い女性ホルモンは、睡眠時間が不足していると分泌も滞り、卵子の成長が妨げられてしまいます。
不眠症でなくとも、現代の働く女性にはこのことが一般的に言えるでしょう。
睡眠時間の絶対的な不足が全ての元凶です。
不健康な体で赤ちゃんを迎え入れようというのがそもそもの間違いだったと思い知らされました。
食の好みにも問題がありました。
暑いからと言って冷たいものばかり食べたり飲んだりするのは考えものです。
「冷たいビールを飲んでも排泄する尿は冷たいでしょう?
その温かさはどこから奪われていると思いますか?」
初夏だというのに温かいお茶を出された理由が、この時ようやく理解出来ました。
「長年の生活習慣で蓄積した不健康の要因は一朝一夕では解決できません。
排卵される卵子の成長にも数カ月かかることを考えれば、体を作るのに最低半年は必要です。
体質が改善されたら、そこから子宝に恵まれるように励んでいきましょう。
しかし1年間やってみて効果が出ないようであれば、体質とは別のところに問題があると思われます
うちの薬局では1年半〜2年間で効果が無ければ病院に行かれることをお勧めしています」
そう言われて私が処方されたのは、体温を上げるための漢方と不妊症によく効くというサプリメントでした。
予想はしていましたが、かなりの金額に驚きをかくせません。
しかしこれらの漢方とサプリメントを最長2年間続けた時の合計と、体外受精1回分の治療費を比較した時、その金額に大差が無いこともまた事実です。
一度薬局を離れ、自宅に帰って数日間の間夫と相談を重ねた結果、私はこの先生に賭けてみることにしました。
私が念願の赤ちゃんを授かった方法はこちら

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