
そもそも妊娠とは、女性の体で作られる卵子と男性の精子が受精し、その受精卵が子宮内に着床して始まります。
つまり健康な卵子と元気な精子、そして受精卵が着床出来る子宮が必要不可欠なのです。
産婦人科では排卵はされていると言われたし、夫側にも問題が無かったことを私はカウンセラーの先生に告げました。
しかし先生曰く、「受精卵が出来たとしても、着床できていないのかもしれない」とのこと。
まず、原始卵胞(卵子の素。母親の子宮内にいる時からすでに持っている)が排卵される卵子に育つまでには数カ月を要するそうです。
卵子は左右の卵巣から交互に約1カ月毎に排卵されますが、排卵されるまでの期間、つまり卵子が成長している数カ月間の間に母体のストレスや体調不良などが生じると、卵子はその影響をダイレクトに受けてしまいます。
そのストレスが過ぎた時には、無排卵となることも珍しくありません。
健康な女性でも、基礎体温表が二層に分かれていたとしても、全ての生理周期で必ず排卵されているとは限らないと先生は仰いました。
良質な卵子を排卵すること、これがまず妊娠には必要だったのです。
次に、良質な卵子が排卵されて元気な精子と出会い、無事授精できたとしても、受精卵が着床すべき子宮の環境が整っていないことには受精卵は流れてしまうそうです。
受精卵にとって理想の子宮内環境とは、十分に厚みを帯びた子宮内膜と母体の温かい体温、先生はこれを赤ちゃんのための「ふかふかのベッド」と呼んでいました。
私の基礎体温表では、確かに排卵はされている確率が高いのですが、受精卵が着床するには体温その物が低すぎました。
冷え性もそれに一躍買っています。
さらに、分厚い子宮内膜を作るために高い体温を保ち続けるのが高温期なのですが、私の基礎体温表のような歪な曲線は、子宮内膜が整いきれていないことを表していました。
この状態のままだと、いくら人工授精や体外受精で受精卵が出来たとしても、私の体が受精卵を迎える環境ではなかったのです。
「とりあえず体温を1度上げましょうか」と言われました。
また、受精卵を作るためのタイミングに関しても、先生は私に新しい知識を与えてくれました。
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