
私たちは、タイミング療法を行うべく、張り切って基礎体温表を持って病院へ行きました。
世間一般で言われているタイミング療法ですが、だいたいこのような感じです。
(1)タイミング療法とは何か
タイミング療法とは、排卵の周期を基礎体温表をつけて記録しながら、排卵の時期を予想して排卵日前後に性交を持つものです。
一般的には、卵子は、12〜14時間生存し、子宮に入った精子は、24〜48時間受精する力があると言われています。
なので、低温期の最後の2日間から体温が上昇した日は妊娠する可能性があります。
(2)私たち夫婦の場合
私の場合は、周期が安定しているため、だいたい生理14日目に低温期の最後の日が来ており、その日が排卵日だと予測出来るので、その前後に朝、晩の2回、集中的に夫婦生活を行っていましたね。
もちろん、排卵チェッカーで排卵日をきちんと調べていました。
医師に私たちの取り組みについて説明すると、大体この方法で良いということでした。
私たちの場合は、子宮内膜症がひどかったことが不妊の原因だったので、タイミング療法をどれだけ頑張っても手術しない限りは上手くいくわけはなかったのですが。
でも、医師からやり方はとても良いと言われたので、私たちはすごく嬉しい気持ちになりました。
人間頑張っていることが評価されると嬉しいものです。
単純なのかもしれませんが、私も主人も再びやる気が湧いてきました。
それから、医師に私の基礎体温表を見せましたが、きちんと低温期と高温期の2層に分かれていることと、程よい体温なのでおおむね問題ないだろうとのことでした。
もう少し高温期の体温が上がるとベストだと言われましたが、そこは体作りをするなど工夫していけば、上がることもあるから心配いらないと言ってくださいました。
私は、子宮内膜症の手術後には、毎日散歩したり、栄養のある食べ物を摂取したりと特に体づくりを頑張ってきたので、それも良かったのかもしれません。
そして、いよいよ今後のプランが発表されました。
(3)治療プランの検討
不妊でない夫婦が妊娠する確率は、1周期でわずか20〜25%程度。
ということは、病気を持つ人や、高齢の人だと、4、5回はかかって当たり前です。
ですから、タイミング療法はとても時間がかかるのが特徴。
でも、医師は、ゴールデンタイム中に妊娠を目指したほうが良いと考えて、回数は多くて3回までにして、その代わり、回数は少なめでも薬を使ってより効果的なタイミング療法を目指そうと提案してくださいました。
また、私は左側の卵管が詰まっているので、左側の卵巣から排卵した場合には、精子は右の卵管を通ってぐるりと回って左側の卵巣にたどり着かないと受精は難しいので、なるべく効果を高めるように、排卵誘発剤を使って左右から複数の卵子が排卵されるようにしましょうと言われましたね。
さらに、薬や注射を使用すると、妊娠できるような質の良い卵子を育てることも可能になるので、AMHが低く、卵巣年齢が年をとっている私には、良いだろうとのことでした。
そういうわけで、従来のタイミング療法と排卵治療 のWの治療で妊娠を目指すという方針に決定しました。
実際、普通のタイミング療法で妊娠しなかった人でも、排卵誘発剤を使用してタイミングをはかると、かなりの人が妊娠できます。

その後、医師から薬を使ってのタイミング療法のプランについて説明を受けて、帰路につきました。
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