2013年07月19日

男性不妊と精子の運動率

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男性の不妊症である、精子の運動率が原因で起こる障害をいくつか取り上げてみたいと思います。

(1)精子死滅症

呼んで字のごとく、精子の受精能力がほとんどなくて、死滅してしまっている症状のことを表しています。

受精能力がないということは、つまり、運動していないということ。

正常な男性だと、60%の精子の運動率が普通なので、この運動率が著しく低下している人は、精子死滅症だと診断されます。

今のところは、炎症して白血球が増えてしまい、精子の動きを鈍くすることが原因ではないかと言われていますが、具体的に立証されていません。

(A)治療法

まず生きている精子が少しでもあるかを調べた後、生きている精子が確認されれば、それを取り出して、受精させることが出来ます。

この場合は、顕微受精が適用になりますね。

しかし、生きている精子がいなかった場合には、非配偶者間人工授精(AID)を行わなくてはいけません。

つまり、AIDは戸籍上では本当の親子になりますが、父親とは、実際には血が繋がっていないことになります。

ですから、倫理的に許されるのかという意見など賛否両論があり、まだ広く世間に受け入れられている方法ではないので、受ける側には大きな覚悟が必要だと思います。

また、女性の中には旦那さんの遺伝子を残したいんだと強く願っている人も多いので、奥さんが受け入れられるかどうかは、とても大きな問題になると感じます。

(2)精子不動症

一応生きている精子はあるけれど、運動していない場合には、精子不動症という診断がくだされます。

原因は、生殖機能が低下してしまったことや、精子死滅症と同様に、白血球が炎症がもとで増えてしまったこと、カルタゲナー症候群などがあります。

(A)治療法

精子が運動していないとは言っても、本当に死んでしまっているものと、実は生存しているものがあります。

ホステストでそれが見分けられるので、精巣から生きている精子だけを取り出して、顕微受精させると妊娠が可能になります。

ただし、精子不動症の人には、普通の人より精子の構造に欠陥があったり、染色体異常が多い可能性があると言われているので、主治医と話し合って、場合によっては遺伝カウンセリングや検査を受ける必要が出てくるかもしれません。

その他にもメジャーなものがあるので、挙げてみますね。

(3)奇形精子症

奇形精子症ももまた、男性不妊の原因のひとつ。

これは、出された精子の中に、奇形がたくさんあることをいいます。

精子の頭の部分と、尾の部分の奇形の2とおりのパターンがありますが、特に頭の部分に異常があると、受精するのがとても困難になると言われています。

だいたい7割以上の精子が奇形だった場合にはこのように診断されます。

原因がはっきりしない場合も多い上に、奇形を治す画期的な方法はないので、正常な精子を選んでから体外受精、顕微受精を受けることになるでしょう。

私の主人は、奇形精子症とまでは言われなかったものの、精子中に奇形が割とある方だと言われましたが、体外受精で子どもを授かることが出来ました。

男性不妊に悩んでおられるあなたのご参考になれば幸いです。

少しでも心配なことがあるあなたは、一度不妊専門病院でカウンセリングや検査を受けてみてくださいね。わーい(嬉しい顔)

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posted by 不妊治療さとみ at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

男性不妊と無精子症

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男性が不妊症になる原因ですが、その約90%は造精機能障害です。

これは、精子を作る機能に何らかの問題があり、上手に作られない状態のことを表しています。手(パー)

ホルモン分泌や、精巣の異常のために、障害が起こるでしょう。

正常な男性の精液には、1CCに対して2000万〜1億の精子が存在します。

そして、一度射精すると、大体2CC以上の精液の量が出されますが、その中には、4000万〜2億と、多くの精子がいます。

WHOの2010年に改定された男性不妊症の基準は以下のとおりです。
一般に男性不妊症と診断されるのは、この基準を満たしていない場合になるでしょう。

精液の量は、1.5ml以上であること。
精子の濃度が1500万/ml以上であること。
精子の数が3900万以上であること。
精子の運動率が40%以上であること。
正常な形をした精子が4%以上で、奇形のものが96%未満であること。
総運動精子数(総精子数とその運動率をかけて計算したもの)1560万以上であること。

http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/repro/index.html
のHPを参照しています。

このように、以前に比べて不妊の基準が厳しくなりました。

それだけ、男性の不妊症は増えてきているということがわかりますね。

その中で、最も重いのが無精子症ですが、その特徴について簡単にまとめてみたので参考にしてください。わーい(嬉しい顔)

(1)無精子症

無精子症は、精液中に精子が1つも存在していない状態のことを言います。

しかも、100人に1人という高い割合で無精子症は起こっています。

私はダイヤモンド・ユカイさんが、無精子症をカミングアウトしたときに初めてこの事実を知り、とても驚きました。

その無精子症ですが、閉塞性無精子症と非閉塞性無精子症の2種類に分類できます。

(A)非閉塞性無精子症

染色体異常で、生まれつき精巣の中で精子が一つも作られていない場合や、生まれつき精巣がお腹の中にあると言われる停留精巣や、精子の量がとても少ない場合には、このように診断されます。

無精子症の8割は非閉塞性無精子症だと言われていますね。

触診またはホルモン検査で分かりますが、非閉塞性の場合には、小さくて柔らかいのが特徴だと言えます。

(B)閉塞性無精子症

精巣の中で、精子は作られているにも関わらず、精子が排出する通り道がふさがっていたり、射精障害のために精液中に精子が出ない症状のことをいいます。

生まれつき精管が欠損していたり、そけいヘルニア手術やパイプカットを受けた人などにその症状が多く見られます。

この場合は、精巣が太くて固いのが特徴だと言えますね。

無精子症と診断された場合、非閉塞性無精子症、閉塞性無精子症のいずれにしても、専門的な治療を受ける必要があります。手(パー)

その方法も様々で、漢方薬、治療薬を用いて体質の改善をはかるものから、手術が必要なものまであります。

なので、無精子症だから子どもを諦めなくてはいけないわけではなく、希望をもって、適切な治療を受けていくのが良いですね。

実際に無精子症でも子どもを授かった夫婦はたくさんいらっしゃいます。

ダイヤモンド・ユカイさんも無精子症でしたが、直接、精巣から精子を取り出して受精させる顕微授精で子どもを授かり、今や3児の父となられていますよね。

なので、現在無精子症に悩んでいるあなたも心配する必要はありません。

医療機関であなたに合った方法を見つけて、念願の赤ちゃんをゲットしてくださいね。

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posted by 不妊治療さとみ at 13:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月16日

男性も不妊症の検査を受けよう

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不妊症と聞くと、すぐに女性のことだと思いがちですが、それは間違いです。

実はその半分は男性側に原因があるとご存知でしたか?

今や、10人に1人は精子に問題を抱えていると言われています。

そんな状況にも関わらず、世間では、まだまだ男性の不妊については広く認知されていません。

不妊症に苦しむ夫婦を救うためにも、もっと男性不妊について、社会全体で積極的に考える必要があると思っています。

さて、男性の不妊の原因ですが、大きく分けると先天性のものと後天性のものに分けることが出来ます。

遺伝的な原因や、発育していく間に何らかの影響を受けて、男性の性機能不全になった場合などが先天性の男性不妊として考えられます。

一方、後天性のものについては、アルコール、ストレス、喫煙、糖尿病、食生活、肥満などの生活習慣病や、病気、射精に関する障害、精巣が損傷したことなどが挙げられます。

先天的に原因があるとすれば、医療機関で薬や手術で原因を取り除かなければなりませんし、後天的なものなら自分の生活習慣を見直していかないといけません。

なので、不妊症は女性の病気だと考えずに、結婚したら必ず男性も不妊症の検査を受けることをおすすめします。

また、社会全体がそういう風潮になるように、まず不妊治療をしている私たちが、声をあげていかなければならないのではないでしょうか。手(グー)

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posted by 不妊治療さとみ at 22:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする